キジバト1

キジバトを保護することになった

観察記録(外観や生活)

ひよこらしく黄色い羽がところどころについた状態であったが全体的にはキジバトらしい羽に生え変わっている

他の人の観察記録から、生後2週間と思われる

くちばしの端は黄色が残る

巣立ち雛である

鳴き声は「ぴよぴよ

上手く飛べないので基本的に歩く

 

スポイトで水をあげようとするが、クチバシを開けないため後頭部からクチバシをそっと抑えて隙間を開け垂らす

餌もなかなか食べてもらえなかったが、急に食べ始めた

食べたもの・ご飯粒

     ・塩無しポップコーン(割る)

     ・茹でとうもろこし粒

     ・インスタントラーメンの袋に残った麺のかけら

     ・チーズ

     ・ピーナッツ(割る)

                  ・乾燥わかめのかけら(塩分強いのでたまに少し)

鳩の餌が市販されているが、何故か殆ど食べなかった

よく観察すると、一種類に限って食べていることがわかった

次回から、鳩の餌はやめて剥きえん麦のみを主な餌とし、他のものは必要に応じてあげることにした

鳩には塩土が必要と聞いて与えてみたが、最初は突いていたものの直ぐに興味を示さなくなった

人の食べ物を食べてしまっている時点で塩分は足りているということだろう

砂の補給は時々玄関の土間を歩かせて済ませる

 

足の前に指を出して止まり木のようにして前に出るよう促した

まもなく手乗りになった

上手に飛べるようになると何故か頭の上に止まりたがる

他の人の記録写真にも頭の上に乗っているものがあったので

足元が安定するとかしないとか全く気にせず高い所で見下ろすのが好きな種族なのかもしれない

 

ガラス越しだが日向に連れて行き日光浴をさせた

羽を広げて上に上げたり、片側に倒れて座る鳩独特のリラックス座りをする

痒そうな感じに羽を擦るような仕草をした時に風呂場に連れて行き

ぬるま湯を張った洗面器の縁に止まらせた

何度も繰り返して教えた

そのうち水浴びをするようになったが、あまり好きではないようだ

特に困る虫がいないせいかもしれない(目に見える範囲での虫の発生は無い)

野生はせいぜいつがいでいるくらいで土鳩のように徒党を組むのは好きではないようだが

水浴びは見ていないと不安に思うようで

終了するまで付き合わなければならない(でもわりと直ぐ終わる)

(リラックスするのか日向ぼっこ時のような仕草、横座りと羽上げもするので微笑ましい)

終了した後びしょびしょのまま部屋中を飛ぶので、飛び上がる前にペーパーで押さえて水分を取ったり部屋を雑巾で拭いたり

この処理の方が大変

 

大人になるのに11ヶ月程かかる